総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
20日から実施されているリネたこコラボ。
初日から行きたかったのだが都合が合わず、ようやく本日行くことができた。
店舗などは言わぬが、たこ焼き自体を食べるのが結構久しぶりなのと、
「元祖どないや」という店舗自体、失礼な話ではあるが存在することすら知らなかった。
しかも我が結構通っている通り道に店舗があるという。
地図通りに行ったのだが、たこ焼き屋=旗がある&赤、という先入観から、
1度そのまま通り過ぎてしまった。
飲み屋のような外見であり、一切のたこ焼きっぽさがない。
たこ焼きをあまり店内で食べることもないのだが、本日は雨。
まずは店舗に入り、座り際にさりげなく店員に、
「リネたこを1つ貰おうか」
と堂々と宣言をしてどっぷりと椅子に座る。
そしてとうとう念願の
リネたこを手に入れることができた。
本来であれば、「リネたこ100個買ってみた」的なノリの方が
今のこの世の中にはうけるのかもしれない。
しかし、間違いなく食べきれぬ上、わざわざ作ってくれた職人に失礼だ。
まあそんなことよりもだ。
何より迷惑な客だと思われたくない。
そういうしてみた系のものはどこかのYOUTUBERがやるであろう。
そのため我は
本気で食レポをすることにする。
YOUTUBE等では好感度や人付き合いのため、いくら不味くとも美味しいというだろう。
しかし我は違う。
本気の感想をド直球で言う。
もしこのコラボに参加する際は、是非我の意見を参考にしてみてくれ。
まず目についたのは
このメニュー。
コラボっぽい感じで非常に好感度が持てる。
が。
値段の高さに戦慄が走る。
今までにこんな値段のたこ焼きを食べたことがない。
飲み物セットならばわかるが、単品でこの値段。
1個換算100円オーバー。
せめて600円代ではなかろうか?
しかし一瞬戦慄が走るものの、我は反王。
そんなものでは動じない。
そして出てくるたこ焼き。
大きさは大きい方だ。
香りはたこ焼きというよりも和風を感じさせる、醤油のような香ばしい香り。
海苔もいい香りを出して非常に食欲をそそる。
少し見えにくいかもしれないが、このたこ焼きの上にパラパラと乗っている黄色い小さな粒粒がカラスミである。
カラスミとはボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもの。
名前の由来は形状が中国伝来の墨「唐墨」に似ていたためと言われている。
(Wikipedia参照)
では実際に食すことにする。
たこ焼きの食感はかなり柔らかい。
むしろたこ焼きというよりも明石焼きに近いと思われる。
カラスミとたこ焼きという新感覚な味。
やはり見た目・匂い通りに和風な味だ。
ちなみにソースなどは付けずにそのまま食べるのがスタイルらしい。
カラスミは少しパンチの効いた塩味、だがそれに柔らかいたこ焼きに包まれて溶け込み、絶妙なまろやかさを口の中に醸し出す。
「出汁」というのが正しい表現かはわからないが、和風の風味豊かな出汁が効いている、といったところか。
味は非常に満足だ。
しかし、いい事ばかりを言っては意味がない。
本気の食レポをすると決めたからだ。
どうしても納得いかない点が2点ある。
1点目は、これは当然人の好みにもよるが、我は「外はカリカリ、中はとろっと」したたこ焼きが好みである。
銀だこのような、油で外をからっとあげたものが好きだ。
いや、本当に好きなのは、以前関西に行った時のたこ焼き。
関東圏住みの我にとって、あの大量に入った天かすの歯ごたえたるや、今までのたこ焼きって何だったんだと衝撃を受けたあのたこ焼き。
どちらも歯ごたえが非常にあった。
このリネたこについては、歯ごたえは一切ない。
先述した通り、たこ焼きよりも明石焼きに近い。
ソースはかけず、出汁的な味もそれに近い。
ただ、そういう方が好みという人もいるのはわかるし、店舗によってもいろいろなたこ焼きがあってもいいと思う。
しかしだ、もう1点どうしても納得いっていないのが、
たこ焼きの中にはたこ以外何もないという点だ。
柔らかい原因はこれだろう。
勿論、気持ち紅ショウガも入ってはいるが、あまりにも何もない。
カラスミだけで勝負なのかはわからんが、どうしてもこれにはがっかりしてしまった。
確かに2個~3個目まではうまいのだが、もう少しインパクトが欲しかった。
店舗には悪いが、これが我の本音である。
しかし、久しぶりのたこ焼き。
このあと、反王が美味しくいただきました。
総括しよう。
①値段
900円とかなり割高な印象。しかしボリュームがあるので満腹にはなる。
②味
カラスミとたこ焼きという組み合わせもなかなかよし。
醤油の和風テイスト。
たこ焼きというよりも明石焼きに近い。
③満足度
味はともかく、値段が高いのがネック。
※店舗によって値段や調理法が変わっているかもしれない。
あくまで参考だ。
以上。
■レジ前にて
もうちょっと、もうちょっとだけ何かあれば、もしくはもう少し値段が低ければと思いつつ会計へ。
いや、逆に久々のたこ焼きで期待度が上がり過ぎていたのかもしれない。
腹を満たし、レジへ向かう。
店員:お会計900円になります。
ケンラウヘル:うむ。(支払い)
店員:ありがとうございましたー。
ケンラウヘル:何か重要な物を忘れていないか??(ビキビキ)
店員:え?
ケンラウヘル:コラボでステッカーが貰えるはずだが。
店員:ああっ!すみません!
いかんいかん。
危うく敵意モードにするところであった。
ここが採集ダンジョンではなくて助かったな。
しかしここは反王。コラボステッカーを渡すのを忘れてしまう如き気にしない。
店内もかなり繁盛して忙しそうだったしな。
店員もかなり若い。若さゆえの過ちだ。
店員:えっと…これですね。はいどうぞ。
ケンラウヘル:うむ。
店員:あ、お客さん。
ケンラウヘル:何だ?
店員:リネレボやってるんですk
ケンラウヘル:どこサーバーだ!!!
リネレボという単語が店員の口から出てきた瞬間、思わず食い気味で話しかけてしまう。
話を聞くと、残念ながらハーディンサーバーだったようだ。
しかし結構やっているようで、レジ前にてリネレボ話に華が咲く。
今レベルがいくつだの、ようやく背景武器が作れただの、要塞戦楽しみだのと。
といっても、混雑していたので2分ほどだったが。
ちょっと、いや、かなりテンションが上がってしまった。
そしてようやく念願の
リネレボステッカーを手に入れた。
たかがステッカーと思うかもしれないが、やはりリアルグッズはテンションが上がる。
これはリネレボで手に入れた初のリアルグッズ。
我のノートパソコンの蓋にでも貼っておこう。
一度今回のたこ焼きについて総括をしたが、訂正させてもらう。
①値段
900円とかなり割高な印象。しかしボリュームがあるので満腹にはなる。
②味
カラスミとたこ焼きという組み合わせもなかなかよし。
醤油の和風テイスト。
たこ焼きというよりも明石焼きに近い。
③満足度
味はともかく、値段が高いのがネック。
④新しい出会い
プライスレス。
週3くらいで通うことにした。
これだからリネージュはたまらん。
以上。