反王だもの。

MMOを中心としたゲーマー、反王ケンラウヘルの手記。

反王親衛隊会と神々の宴

 

総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。

 

少し前の話になる。

我が軍にてステッカーを作った事はブログやTwitterでも紹介したと思う。

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元々我が軍の中でファンアイテムとして使用する予定であったが、予想以上に欲しいという言葉をもらった。

特にこれで私腹を肥やすつもりもないが、手に入れることでリネレボへのテンションがアップすればいいかと思い、メルカリなどを使って渡していた。

 

そんな中、若干1名だけ、明らかにこのステッカーへの熱量が違う者がいた。

 

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ジリアンサーバーのHAGIである。

HAGIといえば日本最強のウォーロード、我が軍の要塞戦の模範となっているWildChildのスーパーエースだ。

WildChildのおさむらいより、HAGIならば都内でステッカーを手渡しできるという情報を貰っていたため、我は早速連絡をしたのだ。

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丁寧な対応に非常に好感触な人物であった。

そしてしばらくすると、以下のようなメッセージが来たのだ。

 

 

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あのWildChildの者と食事を共にできる、我としては本当に嬉しい限りだ。

当然我は即了承の返事を出した。

こうして、食事という名のオフ会開催が決定したのである。

 

この一言がまさかあそこまで大規模な話になるとは、この時は予想だにしていなかった。

 

 

 

 

 

■オフ会当日(開催1時間前)

 

我は六本木にある喫茶店にて一服していたが、柄にもなく心は躍っていた。

今日来るメンバーがとにかく豪勢なのだ。

リネレボをやっていればほぼ全員が知っている者たちばかり、つまりはランカーたちの集いに発展していたのだ。

最初はHAGI、そして同じWildChildの日本最強パラディンショウと共に食事を共にするという話だった。

それがいつの間にかHAGIの一言でメンバーが増え、食事と言うか晩餐会的な感じになっていたのだ。

さらに言うとだ、最初は我が居酒屋を探そうとしていた。

新宿がいいのか、池袋がいいのか。

都内で美味しい店を探していたところ、HAGIから連絡があった。

 

HAGI「六本木にしませんか?」

 

六本木。

それは東京でも物価が高く、「ヒルズ族」などの言葉があるくらいセレブな街。

だが、そんな街の名前で腰が引けては反王の名が廃る。

 

ケンラウヘル「問題ない。感謝の極み。」

 

威風堂々、そう、我は常に威風堂々としなくてはいけないのだ。

六本木という名前に負ける程の器の小さな男ではない。

 

HAGI「私、経営している店がありますので!そこで是非!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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なるほどなるほど。

なるほどなるほどなるほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら要塞持ちのようだ。

そう自分の中で解釈する。

そうしてTwitterで送られてきた店のURLを叩いてみる。

ぐるナビ的なページが開く。

これは我の性なのだろう、場所やどんな外装なのか、どんな料理かなのかを見る前に、まずは最低金額を必死になって探す。

 

 

最低金額20,000円~

 

 

なるほどなるほど。

なるほどなるほどなるほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HR要塞戦か。

そんなこんなで1時間前から六本木でスタンバイし、珈琲を飲む我。

そうだ、今日は要塞戦なのだ。

サーバーを超えた要塞戦に挑むだけの話。

ケンラウヘルサーバーを代表して戦う、ただそれだけなのだ。

集合時間20分前に店へ移動し始める。

我が軍は戦闘力は皆低めのチーム、我も例外ではない。

しかし、いつも連携でなんとかしてきた。

我の後ろには常に血盟員47名が付いている。

今からどんな戦いが始まるのか、我は店に行く途中にコンビニに立ち寄った。

今までで一番厳しい戦いになるだろう、そこにはどんな苦難が待ち受けているのか。

しかし、我が軍は毎回難しいかもしれぬという苦難を乗り越えてきた。

今回も必ず勝つ。

そう心に決めれば決める程、心の奥底からワクワク感が吹き上がってくるのを感じた。

この感覚は本当に要塞戦前と似ている。

そう考えた時、我はふとコンビニの中で自然と手が震え始めた。

これは恐怖ではない、心が勇み立つあの感覚、武者震いだ。

そう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ATM コンビニ」の画像検索結果

武者震いが止まらない。

 

気付けば、我はリネレボ総課金額よりも多い紙幣を握りしめていた。

覚悟は決まった。

 

いざ行かん、神々の宴へ。

 

 

 

■神々の集結

 

時間は19時20分、小雨降る六本木は大通りを通る車のライトに照らされ幻想的な様相を醸し出していた。

そんな大通りを後目に小路へ入る。

六本木は大通りから小路に入ると薄暗く静かなものだった。

ちなみに、六本木ではよくこういう小路で外国人同士が本気で殴り合いして喧嘩している様子を何回か見たことがあるのはこの際忘れておこう。

指定された店の前に到着するも看板がない。

六本木はそこまで詳しくないため、道を間違ってしまったと確信、これで遅刻はよろしくない。

焦ってスマホで再度住所を確認しながら周囲を周回する。

すると突然、目の前に黒服の男が現れたのだ。

 

黒服「失礼します、オフ会参加の方でしょうか?」

 

薄暗い路地、声をかけられて警戒する我。

この光景、どっかで見たことあると直感する。

そうだ、

「カイジ 黒服」の画像検索結果

カイジだ。

カイジでこんなシーンを見たことがある。

しかし舐められてはいけない、奇襲に面を喰らったが即座に冷静さを保つ。

 

ケンラウヘル「そうだ。〇〇という店を探している」

 

黒服「お待ちしておりました、どうぞこちらへ」

 

どう考えても看板がないビルのエレベーターへ連れていかれる我。

エレベーターを降りると、そこは確かに飲食店のようだった。

 

黒服「こちらです」

 

黒服に連れていかれるまま店の中へ。

エレベーターを降りてすぐの個室に案内されて中に入る。

そこは10人用の長テーブルが中央にあった。

長いテーブルの真ん中にはしゃぶしゃぶ用の鍋が4つか5つ。

黒塗りの壁に囲まれた部屋。

防音なのかどうかわからぬが、異様なまでの静けさであった。

入口から一番近い椅子の向かいには、一人の男性が座っていた。

外観から溢れ出る「いい人オーラ」が凄い。

 

???「どうも~!初めまして!」

 

ささっと立って我に挨拶をしてくる彼、ますます好印象だ。

 

ケンラウヘル「反王親衛隊のケンラウヘルだ、よろしく頼む」

 

???「おおお!反王様だ!!」

 

前回のPANCHオフで慣れたはずであったが、我の事を知っているか否かで色々と話し方や話題も変えなくてはならないと思ったが、今回はセーフのようだった。

 

???「どうも、初めまして」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ギルガメッシュです。」

 

心の準備はしてきたはずだったのだが、いきなりの登場に盛大に吹き出す我。

日本最強のテンプルナイト、いや、日本最強のキャラクターが今目の前にいるのだ。

全員の目標、憧れ、それが目の前に立っていることに衝撃を受けた。

改めてここで感じる。

何てところに来てしまったのだろうか。

しかも1on1でどうすればいいのか。

しかし、最初こそ我は緊張していたが、話していると本当に物腰が柔らかく、そして何より話が面白かった。

色んな話を喋りながら他の者を待つ。

 

入ってきた者から一人一人に挨拶していく。

反王たる者、こういう場は自ら赴くのが筋だ。

 

ケンラウヘル「反王親衛隊のケンラウヘルだよろしく頼む」

 

くまっく「おおおお!?反王様!!!!くまっくですー!」

 

くまっくはTwitterで攻略や考察が凄いことで知られている。

我が軍のみならず、全リネレボプレイヤーが彼のTwitterを注目しているだろう。

 

ケンラウヘル「反王親衛隊のケンラウヘルだ、よろしく頼む」

 

ショウ「おおおおお反王様来た!!!!!!」

 

ショウもTwitterで我の事を良く知ってくれていて、名前を出しただけでこれだけ歓迎してくれた。

ステッカーを渡すともうそれは大喜びであった。

至極光栄。

 

ケンラウヘル「反王親衛隊のk

HAGI「反王さまああああああああああああああああああ!!!!!」

 

こんなにも大人が子供のような純粋無垢な喜ぶリアクションができるのかというくら喜んでくれたのはWildChildのHAGI、イケメンでナイスガイな彼が子供のようなキラキラした瞳で叫んだ時は吹き出した。

ステッカーも「会社の玄関に貼ります!」と、それはもう大歓迎ムードであった。

 

 

1つ1つ書いていくときりがない。

ではここで改めて今回の参加者を紹介しよう。

 

①ギルガメッシュ

 →言わずとしれた日本最強戦闘力を持つ、生きる伝説。

 

②Ryuichi

 →ギルガメッシュ所属のArmedaの副血盟主、最強スペルシンガー。

  ぶっ飛んだTwitterはいつもリネレボプレイヤーで話題の中心。

 

③HAGI

 →今回の幹事、ジリアンWildChildの最強ウォーロード。

  絶大なる反王ファン筆頭。

 

④ショウ

 →ジリアンWildChildの最強パラディン、戦闘力はギルガメッシュに続いて2位。

  これまた絶大なる反王フリーク。

 

⑤ホトト

 →ジリアンWildChildの最強ソードシンガー。

  来るまで女性と間違われていたのは秘密。

 

⑥くまっく

 →エルモアサーバー、最強アビスウォーカー。

  Twitterでの攻略・考察情報は圧倒的人気を誇る。

 

⑦fjmt

 →バーツサーバー、一番人気を誇るブレードダンサーの頂点にいる男。

  読み方は「フジモト」、リネレボプレイヤー注目の的の一人である。

 

⑧ryster

 →ロデマイRevo盟主、言わずと知れたLRT優勝者でイケメン。

  本人もネタにしているが一応言っておく、全くハゲてない。

 

⑨PANCH

 →ロデマイRevoアビスウォーカー、日本一を取ったナイスガイ。

  前のオフ会では非常に世話になった。

 

⑩ケンラウヘル

 →ケンラウヘルサーバー反王親衛隊所属。

  流浪のブロガー。

 

以上10名が席に着いた。

10名中7名がリネレボ戦闘力ランキングの1ページ目におり、2名がLRT優勝者。

何故我がここにいるのだろうという疑問は拭いきれない。

そんなこんなで、神々の宴が始まったのだ。

 

 

 

 

■乾杯

 

皆着いた所で乾杯の運びとなった。

幹事のHAGIが挨拶をする。

 

HAGI「えー、皆さん、ようこそ、そして初めまして!今回幹事を担当させていただきました、ジリアンサーバーのHAGIと申します!」

 

流暢な喋り、流石としか言えない。

が、次の言葉で我の顔が引きつった。

 

HAGI「今回は反王親衛会ということで、反王様の一声でこの会を催したという流れですが」

 

 

 

 

どうしたどうした。

何を言ってるんだこの人は。

というか反王親衛会って何。

 

HAGI「では、乾杯の挨拶を、反王様、よろしくお願いします!」

 

皆が我を見つめている。

その瞬間、我は今日この場でのロール(役割)を理解した。

そうか、それであれば致し方ない。

迷うことなく立ち上がる。

ちなみに我は飲めないのでコーラのグラスだが。

 

ケンラウヘル「皆の者、今宵は我が反王親衛会によくぞ参られた」

 

神々一同「おおおおwwwww」

 

ケンラウヘル「今宵は我も気分が良い、無礼講と行こうではないか!」

 

神々一同

「さすが反王様!」

「いよっ!」

 

ケンラウヘル「ではグラスを皆手に…乾p

 

 

 

 

乾杯。

そう言おうとしたときに見えた皆の疑問の顔。

いや、疑問の顔ではない、悲しい目が見えた。

特にHAGIとショウ。

大人ってこんな悲しい顔できるんだと思うくらい。

チワワだ、まるでアイフルのCMに出てきたチワワ、クゥちゃんだ。

即座に察する我。

 

ケンラウヘル「…失礼した、皆、もう一度グラスを手にしてくれ」

 

目に輝きの戻るHAGIとショウ。

 

ケンラウヘル「では改めて…」

 

 

 

 

ケンラウヘル「その血に誇りを!!」

 

一同「祖国に光をーーーー!!!!うぇーーーーい!!!!」

 

 

 

 

■晩餐の内容

 

食事は和食、しゃぶしゃぶがメインではあるが、刺身なども非常に美味かった。

まさに晩餐といった感じだ。

さくら水産とは比較にならぬ。

いやむしろ当然そういうところと比較したら失礼にあたるのだが、あまりに豪勢な食事のため、出てくる1つ1つの食事を黒服に尋ねる。

 

ケンラウヘル「これは何の刺身だろうか?」

 

黒服「馬のたてがみの馬刺しとなります」

 

ケンラウヘル「たてがみ」

 

ひとつひとつが我にとっては新鮮であった。

そしてふと我に返る。

確かにぐるなびには「20,000円」と書いてあった。

が、よくよく思い返せば「最低20,000円」なのだ。

いくらになるのであろうか。

しかし慌てる時間ではない、まだ肝心のしゃぶしゃぶが来ていなかったのだ。

この20,000円のコースなのか、はたまたその上なのかはしゃぶしゃぶの肉によって決まる。

「攻殻機動隊」の画像検索結果

我のゴーストがそう囁いている。

皆で談笑してしばらくすると、しゃぶしゃぶ用の肉が出てくる。

それは誠に見事な

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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UR肉であった。

 

 

 

 

■日本最強の〇〇

 

このオフ会はもう盛り上がったのなんの。

談笑していて本当に面白かった。

リネレボトッププレイヤーたちがどういう考え方でリネレボをしているのか。

何故リネレボを始めたのか。

色んなことが聞けた。

我も何故ブログをやっているのか、ブログで何がしたいのか等の話もした。

ブログの話になると、HAGIが「うち(WildChild)のおさむらいだけ先にブログデビューしてまじずるい!」等と、皆が我のブログを見てくれていたのが分かった。

むしろ下手な反王親衛隊血盟員よりも詳しいかもしれない。

ウォーロード三兄弟の話や祖国に光を話など、そこにまつわる裏エピソードなどを話した。

 

話は盛り上がり、「皆のキャラクターをTwitterに挙げたらどうだろうか」というrysterの提案に皆満場一致で賛成する。

そして撮られた画像はこちらだ。

 何という豪華な写真なのだろうか。

日本最強たちが集まった奇跡的な写真の一枚であろう。

 

ryster「これやばいっすねwwwwwww」

 

PANCH「これは凄いwwwwwww」

 

ホトト「こんな写真が撮れるとはwwwwww」

 

皆ワイワイと沸き立っている。

そこにふと「リネレボ界日本最強のオフ会」という単語が出てきた。

その話題で皆持ち切りになる。

 

順番に皆が『日本最強の〇〇』という二つ名を各個人につけ始めた。

 

まずはギルガメッシュ。

もうこれは言わずもがな、【日本最強のテンプルナイト】である。

もうテンプルナイトの枠を超えて日本最強のキャラクターだ。

ちなみにサブキャラの戦闘力も160万超えだという。

 

Ryuichi。

【日本最強のスペルシンガー】であり、【日本最強の副血盟主】という称号を手に入れた。

Ryuichiクラスになると、ブリザードは足止めではなく、ブリザードで敵が蒸発していくレベルらしい。

ちなみにRyuichiの話はぶっ飛んでいて本当に面白く知識が豊富だ。

リネレボに限らず、色々なジャンルの話を聞けて非常に満足。

Twitterとリアルのギャップがまた堪らなく我のツボに入った。

 

ホトト。

【日本最強のソードシンガー】だ。

ソードシンガーを使っている者からいつも「ソードシンガーは不遇職」みたいな事を言っているが、ここまで極めたら凶悪そのものだ。

自分自身でバフから何から自己完結できるのだから。

さらに三次職ではソードシンガーは化け物に進化する。

我が軍にも是非ソードシンガーが欲しいところだ。

 

fjmt。

【日本最強のブレードダンサー】、圧倒的にリネレボで利用者の多いクラスの頂点。

その破壊力は凄まじく、我が軍であれば彼一人止めるのに15人くらいで当たらないと多分無理。

 

HAGI。

【日本最強のウォーロード】、LRT中に見せたHAGIダンスは言わずとも有名。

ちなみに我が軍のジークフリートはHAGI信者である。

 

ショウ。

【日本最強のパラディン】、170万を超えるパラディンの強さを考えるだけで滅入る。

我の目標であり目指すべき頂点。

ちなみにこの日にギルガメッシュの戦闘力を超えようとごりごり強化をしたが、ギルガメッシュに感づかれて再び引き離されている。

淡々と日本最強戦闘力の座を狙っている。

 

くまっく。

【日本最強のアビスウォーカー】、ブレダンに続いて大人気の職の頂点である。

最大瞬間火力はいくら高い戦闘力を誇る相手でも一瞬で蒸発するであろう。

アビスウォーカーに弓装備を正式採用した最初の人でもある。

 

ryster & PANCH

この二人はもう言わなくてもいいだろう【日本最強のLRT覇者】である。

 

 

 

 

分かっていた。

この話題になった瞬間に我が一番最後になることは。

 

ギルガメッシュ「んー、反王様は何最強だろう・・・」

 

くまっく「んー、何だろうな・・・」

 

ケンラウヘル「いや、そんな気遣いは無用、我は貴殿らと比較するまでもないし、そもそも我がここにいること事t

 

HAGI「いいんです!反王様は!反王様はいいんです!!!」

 

PANCH「そうですよ反王様は!もう反王様は別格ですから!」

 

しばらく我が「日本最強の何か」という談義に入った。

ブロガー?いやいや、反王様はそんなので収まる器ではない、もっと相応しいのがある。

なんだなんだと皆が真剣に考えだす。

そして一つの案が生まれる。

 

 

 

 

 

ショウ「…コストパフォーマンス」

 

ケンラウヘル「…えっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウ「反王様は【日本最強のコストパフォーマンス】でございます!!!!!!」

 

一同「おお!そうだそうだ!コスパ最強、万歳!!!!

 

 

こうして我は【コスパ最強】の称号を手に入れたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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死にたい。

 

 

 

■リネレボ取材

 

実はこの会、とある媒体の取材も兼ねていたのだ。

記事はいつかどこかでアップされるであろう。

飲食店の上の階へ案内される我。

入るとそこには明らかなるVIPルームが。

真ん中には大きいガラスのテーブルが2つ、ふかふかのソファーが壁沿いにあり、壁全てに大型のモニター。

艶やかなサーモピンクの照明で照らされた部屋は、女性が横に座って晩酌してくれるような店を彷彿とさせる。

 

HAGI「反王様はこちらの玉座へ」

 

と用意されたのは皆が密集して座っている席とは反対の方向。

広いソファーをどどんと独り占めできるのはいいのだが、見ようによってはイジメにも見えなくもない。

我だけ遠いので、何故か我はマイクを渡されてそれで皆と喋る状態に。

訂正する、このオフ会でいじめが発生していることは間違いない。

 

シャンパンを皆で空けて二次会を兼ねた取材が始まる。

(我はコーラだが)

取材に来た者も異様な部屋にびびりまくりだ。

皆が酔っぱらって饒舌になる中、突然PANCHが一言言い出す。

 

PANCH「はい皆注目!今からギルガメさんに反王様から一言物申してもらいます!!」

 

ギルガメッシュ「はい!お願いします!反王様!」

 

突然の無茶振り。

酔っぱらっているギルガメッシュもノリノリである。

そんなんあるわけないだろと思ったものの、またこれがHAGIのわくわくした視線。

いや、ギルガメッシュをはじめ、部屋の反対側の端っこ玉座にいる我に注目が集まる。

マイクを手にする我。

 

ケンラウヘル「・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「ギルガメッシュよ、ようやく戦闘力170万を超えたようだな」

 

ギルガメッシュ「はい!」

 

ケンラウヘル「まぁ頑張っている方だな、その調子で今後も精進するがよい」

 

一同「祖国に光をうぇーーーーーーーーーい!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうかグレシアサーバーとケンラウヘルサーバーだけはサーバー統合しないように祈るばかり。

 

 

さて、そんなこんなで取材が始まる。

最初は記者が持ってきたアジェンダ通り進める予定であったが、とにかくもう皆リネレボトークに熱くなり過ぎてトークが弾むのなんの。

色々書き過ぎると記事の意味がなくなってしまうのだが、これだけははっきり言っておいた。

 

ケンラウヘル「いいか運営、我はリネレボが好きで好きでたまらん。しかしだ、サイレント修正だけは辞めろ、以上だ」

 

装備実績の件といい、細かい所で仕様修正がかかっている状態、これは別にいいのだが、何故それを告知しないのか。

さらっと過去に出した記事を修正すればいいのだろうか?

そこにはいくら我でも賛同できぬ。

我なんかよりも、本気で考察や攻略をしているくまっくも全く同じ意見を持っていた。

勿論お問い合わせフォームでも出しているが、やはりこういう場だ、はっきり言わないとダメだ。

 

 色々と取材では話が盛り上がった。

そこには課金者ならではの悩みや要望もあった。

しかし、感じたのは課金とかそういう話ではなく、皆リネレボが大好きだということだ。

他サーバーでのドラマを聞くことの楽しいこと楽しいこと。

戦闘力にも勿論皆こだわってはいるのだが、そんなことより我と同じく、楽しみながらゲームをしている様子が見えた。

文字だと陳腐に見えてしまうのだが、心の底からそう感じた。

 

取材の途中から酔い過ぎたfjmtが地面に寝っ転がり猫みたいになったり、Ryuichiのとても記事にはできないような会話で盛り上がったりと、到底取材とは言えない状況ではあったが、皆がそれぞれのリネレボに対する思いをぶつけ合う非常に貴重な体験となった。

 

 

 

 

■天国の三次会

 

約2時間に渡る取材兼飲み会が御開きとなった。

流石に我もそろそろお暇する時だ、これ以上いては迷惑になる、というか、JPY的な意味で絶対についていけない。

HAGIにこっそりと耳打ちをする。

 

ケンラウヘル「HAGI、本日は感謝、我はそろそろお暇させてもらう」

 

HAGI「あれ?もう帰らないとだめなんですか?」

 

ケンラウヘル「いや、もうこれ以上は金銭的な意味で、図々しくいることはさすがに人間としてどうなのかと」

 

HAGI「ご心配なく!せっかくこちらも用意したので是非!」

 

と、エレベーターホールまで連れていかれる我。

 

ryster「反王様、エレベーターを呼んでおきました、どうぞ!」

 

一同「反王様、お先にどうぞ!」

 

謎のエスコート。

皆の手でアーチが作られる。

これはもうあれだ、イジメ決定である。

ギルガメッシュですらどうぞどうぞの態勢。

 

ケンラウヘル「う、うむ、ご苦労」

 

と通路をかき分ける我。

エレベーターは比較的狭めだ。

数名中に入っていたが、壁ギリギリまで寄って我のスペースを空けてくれる。

エレベーター内のVIP空間とでも言おうか。

 

ケンラウヘル「では、先に下へ」

 

と片足をエレベーターにつけた瞬間であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブッブー。

 

あの絶妙な間といい音といい、非常に文字では伝わりにくいのだが、文字通りのニュアンスだ。

重量オーバーの場合、エレベーターだったら普通は「ビーーー」とかのはずなのだ。

だがこのエレベーターの警告音はその音の通り「ブッブー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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これはあれか?ハズレか?

水でも頭から降ってくるあれか?

 

盛大に送り出された上にこの仕打ちだ。

 

一同「反王様もってるわーwwwwww」

一同「さすがっすwwwwwww」

 

 

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やっぱり死にたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして辱めを受けた後、なんやかんやでエレベーターで1階まで降り、目の前に止まっていたのが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ロールス・ロイス・ファントム。

とんでもない超高級車が黒服付きで佇んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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我、ここで完全に迷いが吹っ切れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「HAGI、出迎えご苦労、では行こうか」

 

HAGI「はい、反王様!」

 

ということで、皆はタクシー、我とHAGIはロールス・ロイス・ファントムで移動を開始。

 

ケンラウヘル「HAGI、素晴らしい会を開いてくれて、誠に感謝の極み」

 

HAGI「いえいえ!とんでもない!これくらいであれば喜んで!」

 

ケンラウヘル「褒めて使わす、ではこれを。幹事代だ」

 

我は徐にバッグから茶封筒を出し、HAGIに渡す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「反王親衛隊ステッカー10枚だ」

 

HAGI「ありがとうございます!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロールス・ロイス・ファントムの乗り心地は最高であった。

運転手も細心の注意を払ってくれたらしく、夢見心地なドライブであった。

10分足らずの短いドライブ、着いた場所は六本木駅から少し離れた雑居ビルの入り口であった。

運転手にチップ(反王親衛隊ステッカー)を渡し、雑居ビルの中に入る。

雑居ビルの1階の扉を開けると、そこには天国があった。

そうだな、どこまで書いていいのやら。

詳しくは言えぬが、

「絵画 神々」の画像検索結果

こんな感じ。

 

部屋もとんでもないVIPルームだ。

迷うことなくお誕生日席玉座に座る我。

 

ここからはダイジェストで流れだけお伝えする。

ほとんどは想像にお任せしよう。

 

 

 

 

 

ショウ「おい!ボーイ!No.1を王様の隣に!」

 

ボーイ「お、王様ですか?」

 

ショウ「そうだ、この方はなぁ、王様なんだよ!ですよね反王様?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「うむ。」

 

ショウ「な、言った通りだろ!?No.1を連れて来い!決して失礼のないように頼むぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウ「おい、粗相はないだろうな?いつでもチェンジできるからな!楽しんでますか、反王様?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「うむ。」

 

ショウ「それは良かった!どんどん飲みましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウ「反王様、何か食べたい物とかありますか?その子に食べさせてもらいましょう!どうしますか、反王様?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「ステーキ丼で。」

 

ショウ「おいボーイ!大至急ステーキ丼を用意してくれ!大至急だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「はいどうぞ、あーーーん」

 

ショウ「っかー!いいですねぇ反王様!どうですか?美味いですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「美味。」

 

ショウ「反王様がお喜びだ!もっと食べさせてさしあげろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PANCH「はい皆ちゅうもーーーく!ここで反王様から一言ありがたいお言葉をいただきます!皆静粛にーーーーー!では、反王様、どうぞ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「その血に誇りを。」

 

一同「祖国に光をうぇーーーーーーーーい!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PANCH「はい皆ちゅうもーーーく!また反王様からありがたいお言葉をいただきます!はい、そこ、静かに!では、反王様、お願いします!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「その血に誇りを。」

 

一同「祖国に光をうぇーーーーーーーーーーーい!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 PANCH「はーーーい皆注目!反王様からあr

ケンラウヘル「その血に誇りをぉぉぉぉ!!!!」

 一同「祖ぉ国に光をうぇぇぇぇーーーーーーい!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祖国、光り過ぎ。

そんな三次会。

 

 

 

■またいつか会う日まで

 

混沌と天国を同時に味わった我であったが、本当に楽しかった。

三次会はほぼリネレボの話はできていなかったが。

本当に皆リネレボ好きで、話が盛り上がりに盛り上がった。

共通言語である「リネージュ2レボリューション」でここまで人と繋がり、輪が広がるというのが何故こんなに楽しいのだろうか。

昔のリネージュもこうであった。

しかし、昔はあれだけワイワイ盛り上がっていた仲でも、結局最後まで一緒にいたのは一握りの人間であった。

まだ我も若かった。

こういった繋がりを大切にしていきたい。

 

我が今回素直に嬉しかったのは、リネレボの到底追い付けぬ目標であるトップランカーたちが、我のブログやTwitterを見て心の底から楽しんでくれていたこと。

そもそも我はこのブログは反王親衛隊という一血盟の血盟を盛り上げるために作ったものだ。

しかし、その中でも我は常に楽しさを求めていた。

ネガティブな発言、萎えただのなんだの、色々と負の連鎖が多く見受けられるオンラインゲームやSNS。

その中でもこうして我の発信する楽しさをしっかり受け止めて一緒に笑ってくれる仲間がいる。

オンラインゲームというのは所詮寿命がある水物だ。

しかし、その中でも今、まさにこの瞬間を楽しめればそれでいいではないか。

人間テンションは落ちる時は落ちるものだ。

でも少しでも我のブログやTwitterを見てテンションを上げてくれたら、それはブログ冥利に尽きるというものだ。

萎えて辞める者もいるだろう、だが一つだけ声を大にして言えるのは、まだまだ楽しめるコンテンツ、上から目線であえて言わせてもらえれば、まだまだ本当のリネージュは始まったばかりなのだ。

またこのメンバーと会う日を夢見て、そしてまた新たな出会いがあることを期待し、今回の話の締めとさせてもらう。

 

以上。

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